インターネプコン2013出展しました。【準備編】

新年あけてそうそう、東京ビックサイトで開催された2013インターネプコンに出展しました。

その時の話を少し書いてみようかなー、と。

弊社は年に数回展示会に出展をします。
それは、普段お会いできないお客様とお会いできるのはもちろん、

もうひとつ、社内的な話ですが出展に向けて、毎回新しい技術、課題に取り組んでいきます。

それを展示会という場をお借りしてアピールしたい、知って貰いたい、こんな取り組みを常にしてるんだ、ということを知って貰いたい、

そんな気持ちで展示会に向けて取り組んでいます。

私が入社をした頃は、三次元形状のマシニング加工推し。

そこから五軸加工機による同時五軸加工などを経て

その後難削材と言われる材質を用いての加工、鏡面加工。

ここ近年はSiCセラミックス等の切削、鏡面加工、

今年からは石英硝子、サファイア硝子の加工などに挑戦しています。

常に新しい課題に取り組んでいます。

展示会が近くなってくると、新しい制作物のスケジュールも押してきて、準備の方も通常の業務をこなしながら大わらわ。

さて、今年のネプコンは1/16~18日。もうお正月休みがあけたらネプコン!でバタバタ(笑)

制作物も徐々に出来上がってくるのですが、前日の夜に完成というのもあります(汗)

会場が東京で遠いということもあり、前日からブースのしつらえ、準備に取り掛かるので15日の朝に

私を含め、3名で東京に向かいます。

会場にはお昼についてそこから設営の準備に入るのです。

前日にブースで展示する制作物やパンフレットや備品など梱包、発送するのですが・・・・

なんと前日になって東京は大雪!

荷物が着かない・・・・よね?高速とかちょっと動いて・・・ないよね・・・・?こーれーは大変!

ということで、会期前日、急遽搬入先発隊によってハンドキャリーすることになりました。

当然、荷物は超硬などの制作物も有るため、重いのなんの・・・。途中で展示物を入れていたカバンの取っ手がちぎれたり(笑)

心配していた当日の新幹線は予定通りに東京に到着。でも雪が積もっているのでそれでなくても

大荷物の私達3名はスーツケースを引っ張るのも大変、手には展示物が入った大事な荷物。

もう会場についた時にはもうクタクタ(笑)

いつもは、搬入日の午前中にはブースなどの建込みは完成しており、昼から展示物のレイアウト、細かい所の配置等で夕方には完了となります。

でも、やっぱりこの雪でそもそもブースに配置するショーケースすら到着してない、というかいつ到着するかわからない、

その他の資材も荷物が到着してない、そもそも今日着くの?わかんない(汗)。

昼間を大きくすぎた頃でもこの状況。

とはいえ仕方ないので待つしかない。

夕方になりやっと資材などが搬入され、本来完了しているであろう予定の時刻から準備を開始。

事前に社内でレイアウト等、考えていてもやはり現地で配置してみるとちょっと違う、なんてことも多々あります。

ようやく届いたショーケースに今回の展示物を配置してチェック。こうしたほうがいいかな?でもこうしようか、などなど。

今回は弊社旋盤係長の西原、研究開発部門 開発企画部 技術営業の柳下、そして営業の私と3人で準備。

準備している間にも会社から連絡が入り、その場で打ち合わせなんかもこなしつつ。

なんとか準備完了! すっかり夜になってしまいました。

会場には都度搬入がありトラックがやってくるので、シャッターは開けっ放し、風強く、体もすっかり冷えきって手がかじかむほど。

そんなふうに、新しい課題に挑戦し、現場のみんながひとつになって挑戦。

決して楽ではないし、苦しいことも悩むこともたくさん。

そんな中で完成した展示物を少しでも、興味をもってもらいたい、見て貰いたい、弊社を知って貰いたい。

どうしたらお客さんが足をとめて貰えるかな、とブースのしつらえ、ショーケース内の配置ひとつで変わってしまいます。

準備が終わったころにはもうぐったり(笑)

一旦、体をひきづるように宿にもどって荷物を置いた後、社長と合流。

美味しいご飯で明日からはじまる本番に向けて気合を入れます。

翌日からいよいよ本番!

体は疲れているけど、社長に元気をもらいながら宿に戻りました。

今回、このような内容を書いたのはどんな感じで弊社が展示会に出展しているのか、すこーしだけ感じ取ってくれたらいいなー、

と思い私の視点と言葉で書いて見ました。

また展示会本番の様子は次回に書いてみようかな。

(塚崎)