採用TOP > 木村製作所とは

当社は、製造業のメーカーの中でも部品加工業と呼ばれる分野に位置する企業です。これまで工作機械の部品製造の過程で得たノウハウを生かして、より精密な分野へと参入する動きを行っています。日本の産業を支える大きな役割を担う当社の歴史や、時代の変遷と市場ニーズに合わせ、進化し続けてきた変遷についても紹介をいたします。

金属の塊を製品へと加工するモノづくりの企業

株式会社木村製作所は昭和44年4月1日に京都府長岡京市で創業した機械加工の会社です。“機械加工”という言葉は、普段の生活ではあまり耳にすることのない言葉だと思います。しかし、実は私たちの生活の様々なところで、機械加工によって造られた製品が使われています。機械加工とは、金属の塊を工作機械と呼ばれる特殊な機械を用いて、削ったり、磨いたりすることで必要となる製品形状へと仕上げていく加工を指します。

現場を見ると、ただ機械が自動で動いているようにも見えますが、図面通りに加工を行うためには技術者がプログラムを作り、ワークに対して最適な加工ができるようにしているのです。そのため、技術者の能力で品質の良し悪しが決まることになります。つまりものづくりには技術者の技能が不可欠であり、機械加工はモノづくりを代表する業種であると言えます。

プログラム製作風景

プログラム製作風景

“ものづくりの日本”を支える木村製作所のものづくり技術

最新の加工設備

最新の加工設備

当社が主に造っているのは、マザーマシンと呼ばれる機械の部品です。マザーマシンというのは、製品を作るための専用機械を指し、できるものが高品質・高精度であるほどそのマシン自体にも同等もしくはそれ以上の高精度・高品質が求められます。
特に日本のマザーマシンの生産は世界No.1だと言われており、日本がモノづくりの国と言われるのはこのマザーマシンに対する技術力が他国と比較して群を抜いて高いからといえます。マザーマシンを使って造られた工業製品は発展途上国で安く大量に造られますが、マザーマシン自体は日本で造られ、日本から全世界に輸出されています。
当社では、このマザーマシンに使われている部品を中心に製造しています。例えば、自動車のエンジンや半導体関係の部品などを造る工作機械には、当社が製造したスピンドルと呼ばれる部品が1台に1つ、確実に使用されています。

最先端の加工設備を使用して、今後も京都の地から日本が世界に誇るものづくりを支えています。

また、木村製作所では、1会社としてだけでなく産学連携を積極的に取り入れることで、国内でも類を見ないほどの高い精度の加工を希少な設備を用いて行っています。もともと、金属加工の1メーカーでしかなかった当社ですが、お客様の要望にお応えする中で汎用機などの職人技に頼っていてはいけないと考える様になり、現在では数多くのNC機械(数値制御機械)を入れて加工を行っています。

さらに、NC機械だけでなく、高い精度・高い生産性を意識した最新の設備を導入することで一町工場では、他にないほどの自動化の推進されたIoT工場を実現しています。
今後は、他社が追随できないような加工技術を追い求めつつ、人が考え、機械が働く、生産性の高い工場づくりを行い、より働きやすい環境を作っていきます。京都の地で世界に誇れるモノづくりを経験し、地域を大切にしながら、国内でも有数の高い技能を身に着ける集団を目指していきます。

日頃現場で働く風景

日頃現場で働く風景